毎日新聞(2009年9月6日号)に当社の家庭用風力発電システムが掲載されました。


(以下、毎日新聞より本文を転載)

温室ガス削減に夢 <家庭用風力発電システム開発>

森山さん家族「エコライフを世界に」

 自動車のリサイクル発電機や太陽電池などを使った家庭用の蓄電型風力発電システムを延岡市別府町の会社「ブルーウィング」が開発した。昨年9月に発足した会社で、社長は津軽三味線の教室を開く森山喜昭さん(64)。町の発明家だ。

 昨年3月、地球温室効果ガス削減に関するテレビニュースを見て「家庭用の風力発電が作れないだろうか」と考えた。森山社長は以前、溶接会社を経営しており、現在は工場長の弟兼博さん(59)も十数年前、風力発電機を作った経験があった。森山社長は、長男の慎作さん(32)と一緒に開発を始めた。

 自動車のオルタネーター(交流発電機)を再利用して昨年9月に試作機を作った。バッテリー3個を自動的に切り替えて充電と放電を繰り返す「無停電化装置」も開発した。風のない時は、自転車をこいで発電することもできる。

 500ワット出力の実用型1号機は100ワットの電球5個を約2時間灯せる。価格は32万円(工事費別)。

 森山社長は「人里離れた工事現場の夜間照明など、いろんな形のエコライフが可能になります。宮崎のエコライフを世界に発信していきたい」と夢を膨らませている。同社0982•31•4748。

2009_0906_風力毎日