夕刊デイリー新聞(2016年2月3日号)に当社のアート型噴霧器「ジャストル [JASTL]」が紹介されました。


(以下、夕刊デイリー新聞より本文を転載)

◆アート型噴霧器-空間を除菌、消臭、加湿

延岡市別府町のクリーンエネルギーメーカー「ブルーウイング」(森山喜昭社長)はこのほど、アート型噴霧器「ジャストル」を開発し、今月から販売を始めた。

「ジャストル」は加湿器などに使われている超音波噴霧装置を活用し、環境に優しい液体で空間を除菌、消臭、加湿し、香りを提供する。本体にIC回路を組み込んでおり、5分間経過すると1分間噴霧するシステムを作り上げた。

使用する液体は、植物抽出エキスを利用した環境関連商品メーカー「フイルドサイエンス」(本社北九州市)とタイアップしたオリジナルの植物性除菌型消臭液「JAST液」。ヒノキ、ヒバなど樹木の精油を配合しており、除菌や消臭のほか、精神を安定させ、自然治癒力や免疫力などの生理機能も高め、安眠効果もあるという。

商品名「ジャストル」は除菌(J)、安眠(A)、消臭(S)、充電(J)、蓄電(T)、ライト(L)の頭文字から、森山社長(70)=同市別府町=がネーミングし、12月末に商標登録した。

本体は見栄えを考慮したコチョウランと観葉植物の各3種(いずれも造花)。通常はコンセントを利用するが、鉢の容器内にリチウム電池を搭載しており、持ち運びも可能。鉢に装着しているUSBケーブルの差込口から携帯電話の充電やLED点灯(別売)もでき、小型の太陽光パネル(同)から本体への充電も可能で、災害時による停電時も活用できる。

1月29日に大阪国際会議場(大阪市北区)であった展示会に出展したところ好評を博し、すでに約20台を受注したという。

森山社長は、これまでも実弟で副社長を務める兼博さん(65)=同市片田町=とアイデア商品を生み出しており、「一般家庭の玄関や病院の待合室、ホテルのロビーなどさまざまな生活空間で活用できます。これからも弟と一緒に、世の中にありそうでないアイデア商品を作り出したい」と話した。