(以下、宮崎日日新聞より本文を転載)
停電時でも大丈夫
太陽光自家発電装置を開発 延岡のブルーウィング
東日本大震災を機に、自然エネルギーを活用した発電装置に注目があつまっている。中でも持ち運びできる、比較的コンパクトなソーラー発電装置の需要が高まっているという。
延岡市別府町のクリーンエネルギーメーカー「ブルーウィング」(森山喜昭代表取締役)は、無停電電源装置付きの移動式ソーラ発電装置を開発し、21、22日に公開展示する。
装置は、停電になったとき、自動的に瞬時に切り替わって電力を供給する。出力は2千ワット。携帯電話の充電、ノートパソコン、エアコンや炊飯器、ドライヤーなども使用できるという。価格は約85万円から(オプションあり)。
同社が開発した移動式の設置は、ソーラーパネルが縦90センチ、横190センチ、無停電電源装置が幅70センチ、高さ85センチ、奥行き40センチほど。車輪付きで、屋根、庭、駐車場、ベランダなど、どこでも設置可能。太陽の位置に合わせて向きや角度も変えることができる。
森山代表は「自然エネルギーを利用した自家発電で、無停電電源装置を備えているのは弊社のみ。おそらく日本初だと思います」と話している。
21、22日の午前9時〜午後4時まで、森山代表の自宅で製品展示会を行う。自家発電や無停電電源装置の仕組み、他社製品との比較、実際に電子レンジや扇風機を使ったデモなどを行う予定。
同宅の住所は同市別府町4196。問い合わせは同社(☎延岡31•4748)へ。